株式会社Plan-Bの特別顧問 中谷常二先生(近畿大学経営学部 教授)の新刊『考える公務員倫理』が出版されました。
新刊
考える公務員倫理―事例で学ぶ「正しさ」の基準
その判断、本当に「正しい」と言えますか?
公務員の仕事では、法令やルールを守るだけでは答えが出せない場面があります。
「多くの人の利益と、一部の人の不利益をどう考えるか」
「本人のためなら、行政が行動を制限してもよいのか」
「組織の指示と、自分が正しいと思うことが異なったらどうするか」
本書は、こうした公務の現場で直面する「価値の対立」や「倫理的ジレンマ」について、自ら考え、判断するための一冊です。
中谷先生が人事院公務員研修所で実際に行ってきた講義を土台に、功利主義、義務論、正義論、パターナリズム、徳倫理など、一見すると難しく感じられる倫理学の考え方を、行政実務に即した豊富な事例とともにわかりやすく解説しています。
バスの運行、市報のメール化、歩きスマホ禁止条例、ダム建設、高齢ドライバー問題など、取り上げられているのは、「何が正しいのか」を一つに決めることが難しいテーマばかり。
公務員倫理を「してはいけないことを学ぶもの」だけで終わらせず、
☑何を大切にするのか。
☑何を根拠に判断するのか。
☑その判断をどう説明し、合意形成につなげるのか。
公務員に求められる「考える力」を深めることができる一冊です。
中谷先生には、公務員倫理をはじめ、その高い専門性を活かして、Plan-Bの研修にもご登壇いただいています。
公務員倫理は単なる「ルールの理解」や「不祥事の防止」にとどまるものではないと考えています。
複雑化・多様化する行政課題の中で、職員一人ひとりが「何がよりよい判断なのか」を考え、その理由を説明できること。
本書は、これからの自治体職員に求められる、そんな力を養うための多くのヒントを与えてくれます。
中谷先生、このたびはご出版、誠におめでとうございます!
Plan-Bはこれからも、専門性と実践知を持つ講師の皆さんとともに、自治体・公務組織で働く皆さんの成長と、より良い組織づくりを支援してまいります。
